こんにゃく体操についてwhat is this?
歯を食いしばって力を入れるのではなく、
力を抜いて体を動かす。激しい動きではありません。関節回りを中心にした、関節運動です。
その結果、しなやかな体になり、体に軸ができる。
トップページにも書きましたが、こんにゃく体操のキーワードは脱力です。
しかし、ただドカッと全身の力を抜くのではありません。余計な力を抜くのです。
正しく脱力するには技術が必要です。力を抜きたい箇所に狙いをさだめて、正しく、上手に脱力するのが“こんにゃく体操”です。
日常の動作の中で、私たちはたくさん余計な力をいれています。特に肩甲骨のまわりは、いつもカチカチになっています。体がカチカチ、脚がパンパン、首が痛い、肩がこる、腰も痛い…。それが毎日、そして何年も積み重なって、姿勢は崩れ、あちこちかたまり、体は悲鳴を上げているのです。
余計な力、余分な力を脱力することが
“超脱力 こんにゃく体操!”です。
一番力が入っているのが背中です。首・肩・肩甲骨の内側・腰の後ろ姿にあたるところ。
体の裏側はいつも頑張ってパンパンになっています。それなのに鏡で見ることはできませんから、自分ではわからないのです。
体の背中側をほぐすことで、スーッと楽になります。首は長く背も高くなり、姿勢はきれいになります。つまり、“若々しく”なるのです。
ポイントは“力を抜く”トレーニングです。
こんにゃく体操!(朝日新聞記事より)
全身の力を抜き、ゆらゆらと体を動かす様子が「こんにゃく」を連想させることから名付けられたこのユニークな体操は、昭和24年、東京芸術大学で体育教官を務めていた故・宮川睦子名誉教授が開発しました。同大学で必修科目として教えられ、退官後も演劇・舞踏・声楽・演奏など幅広い分野の人達に指導されました。
このこんにゃく体操の効果は多岐にわたり、全身をほぐしていく動きは内臓の働きや血行を良くします。肩こり、腰痛、頭痛、不眠が改善されたという方はとても多くいらっしゃいます。
また、同時に筋力がバランスよく鍛えられ、運動不足も解消されます。激しい運動ではなく、老若男女、その人に合わせて無理なく行える体操です。
こんにゃく体操の内容をざっとご紹介します。
骨盤周辺を整えることが、ダイエットやリラクゼーションの基本です。
●ぶらぶら・・・体を上下に揺さぶってほぐします。飛び跳ねるというよりも体の中身をゆさぶるイメージです。全身が一気にほぐれ、体がリセットされます。全身の血流もよくなり、体も暖まります。